ダルンゴｗ

　カブスのダルビッシュ有投手（３２）は３日（日本時間４日）、敵地でのパイレーツ戦に先発。７回途中まで４失点で３勝目の権利を得て降板したが、チームは逆転サヨナラ負けを喫した。

　１１試合白星から遠ざかっているダルビッシュは、カットボールを中心にした組み立てで、１回２死からマルテにヒットを許したものの、２回までわずか２０球という省エネピッチングで立ち上がった。打線も、この日の女房役カラティーニが２回、右中間に３号アーチをかけて先制点を挙げた。

　５回５失点で４敗目を喫した前回、６月２６日のブレーブス戦は３回までに５点を失った。その際に４、５回をピシャリと抑えたこともあって「負けはしたけど、前向きにもなれる。左打者には真っすぐばかり打たれているので、右打者と左打者の時、まったく別のピッチャーになるくらいのイメージでやれば次は大丈夫かなという感じはした」と話していた。

　この日は３回まで１安打に抑えていたが、２点目を援護してもらった直後の４回裏、マルテに左翼線、ベルに右翼線に連続二塁打され１失点、続くカブレラに甘いスライダーを右中間に運ばれる５号２ランを浴び、あっさり逆転を許した。

　５回にバエスが２２号アーチを放って同点に追いついたが、６回には打点王快走中の４番ベルに２６号アーチを左翼席にたたき込まれて、勝ち越しを許した。 　ところが、再びカラティーニが７回２死二塁から左中間スタンドへ４号逆転２ラン。キャリア初の２発が左右両打席アーチのおまけ付きでダルを救った。

　７回も続投したダルビッシュは内野ゴロで２アウトをとった後、フレージャーに中前安打されて降板。自身３勝目を救援陣に託した。

　この日は６回２／３、８６球を投げ、２本塁打含む７安打６奪三振、１死球で４失点。３勝目の権利を有していたが、９回に抑えのキンブレルが１死から逆転され、サヨナラ負け。ダルビッシュの３勝目はまたも幻となった。
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【悲報】