東京五輪第１６日・野球　決勝、日本２－０米国（７日、横浜スタジアム）正式競技として初の金メダルを獲得した日本・稲葉篤紀監督（４９）の目にはゲームセット同時に涙があふれた。ナインの手によって５度宙に舞った指揮官は「もう最高ですね。みんなが本当に一生懸命ここまでやってくれて、最後にぐっと来た。一つも楽な試合は、なかったが、とにかく選手が勝ちたい、金メダルが獲りたいと結束して、いい試合ができた」と選手に感謝した。

決勝戦については「（森下は）すばらしいですね。度胸というか、こちらの想像以上のものを出してくれた。（村上の先制本塁打は）少し重たい空気だったが、あの一発で流れが来た」と振り返った。
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