７連勝の新庄Ｂボス　６６年ぶりの快挙も「興味ない」　６０連勝？誓い「僕の使命、アッと驚くことを」
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　日本ハムが投手戦を制し７連勝を飾った。新人監督の７連勝は球団では１９５６年、東映フライヤーズ時代の岩本義行監督以来、６６年ぶりの快挙となったが、試合後の新庄剛志ビッグボスは「僕、あんまりそういう記録に興味ないんですよね」と笑い飛ばした。

　試合は、両チーム無得点の六回、１死から３番・近藤が右中間を襲う二塁打でチャンスメーク。頭からベースに滑り込む気迫を見せると、４番・野村も続いた。西武先発・高橋の外角のカットボールを捉え、中越えの先制適時二塁打。好機を作りながら要所で抑えられていた相手エース右腕から、１点をもぎ取った。

　ここまで攻撃では一、三塁から、何かを起こしてきた新庄野球。スクイズ、エンドラン、重盗…。一塁走者が故意につまずいて、三走を生還させるプレーもあった。１４日の楽天戦では五回１死二、三塁から、宇佐見にスリーバントスクイズをさせた。

　この日は３、４番・の連打で奪った１点に「なんとか１点取りたいと思って一、三塁にして、と。満塁だったら、セカンドランナーをつまづかせて一、三塁にしようかなと思っていました。それくらい大好き」と笑いながら、「でもね、近藤君と、野村君が簡単にね。ああいう野球ができたら僕は一、三塁の攻撃なんかしないんですけどね」と、主軸のバットに賛辞を送った。

　「記録には興味ない」と言うビッグボスだが、８連勝なら球団新人監督では最長記録を更新する。「僕たちも６０連勝を目指してやっていきたい。６０（試合）もないけど」と笑い飛ばしながら、「新しい記録、新しい記録に塗り替えていくのが僕の使命というか。アッと驚くようなことをやっていきたい」と、今後のさらなる活躍を誓った。

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