パドレス・ダルビッシュ有投手（３６）が３０日（日本時間１０月１日）、本拠地・ホワイトソックス戦で先発登板。６回で１０４球を投げ、８安打３失点、６奪三振で２点リードを許して降板し、自身７連勝での自己最多１７勝目は逃した。それでもリーグ最多となる２５度目のクオリティースタート（ＱＳ）はクリアし、先発投手として最低限の仕事を果たした。

　自己最長タイの７連勝、メジャー自己最多の１７勝目を狙って、ピンク、グリーンなど鮮やかな色が使われたド派手な限定ユニホーム「シティー・コネクト・ジャージー」を着用してマウンドに上がったダルビッシュ。初回は先頭打者に二塁打を浴びて２死三塁のピンチを迎えたが、４番・ヒメネスを全６球直球勝負で空振り三振に抑えて、無失点で切り抜けた。

　２回も連打で無死一、二塁と走者を背負ったが、３者連続内野ゴロに打ち取って先取点は与えなかった。２回裏にはベルの適時打で１点を先取。３回は初めて３者凡退で抑えた。

　だが、１点リードの４回。先頭のヒメネスに初球のカットボールを左翼ポール際に運ばれて１６号ソロで追いつかれた。さらに続くシーツに左中間への二塁打を浴び、続くモンカダにも右前適時打を浴びて勝ち越しを許した。１点ビハインドの５回は、先頭のアンドルスに初四球。二盗を許すなどして１死三塁としたがアブレイユを一邪飛、前の打席で本塁打を浴びたヒメネスは３球で空振り三振を奪って切り抜けた。

　６回は１死からモンカダに３打席連続安打となる右翼フェンス直撃の二塁打を浴びると、続くボーンに中前適時打。リードを２点に広げられた。これで３０登板で１６勝、防御率３・１０、１９７奪三振となった。ワイルドカードでプレーオフ進出は濃厚。今季最終登板となる可能性が高そうだ。
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ダルめっちゃ打たれるなぁ