日本ハム『新球場4番』に“GO砲”野村佑希2ランに新庄剛志監督も「頼もしい」
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　日本ハム・野村佑希内野手（22）の新球場「エスコンフィールド北海道」での初代4番襲名に、当確ランプがともった。4番で出場した練習試合で2ラン。試合後に新庄剛志監督（51）は「チームを引っ張っていく選手にならないといけない」と語り、フルイニング4番で起用する方針を示した。

　新時代の主砲が、海風に乗せた豪快弾を放った。7回、左腕砂田の直球を「押し込めた」と右翼席へ。9回にも内野安打を記録し、2安打2打点。打線の中核として存在感を放った。

　新庄監督は早々と、「練習試合も含めて4番で。ずっと出てほしい」と野村に4番固定を伝えている。言葉どおり、対外試合では全7試合で4番。しかもチームで唯一、フルイニング出場を課してきた。

　「野村君にはフルイニングをキャンプから経験してほしい。疲れもあるだろうが、乗り越えないといけない。きょうはしっかり結果を出してくれた。頼もしいね」と新庄監督。チームの顔として、常にグラウンドに立てと熱弁した。

　野村は「意気に感じる。このチャンスを逃すわけにはいかない」と言う。昨季はチーム最多の52試合で4番を任されたが、殻を破りきれなかった。新球場元年。野村のバットがチームの浮沈を左右する。