【日本ハム】清宮幸太郎、ガツン！とオープン戦2号　スライダーに「うまく反応できた」
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　日本ハムの清宮幸太郎内野手（２３）が早くもオープン戦２号を放った。６回、楽天の２番手・藤平が初球に投じたスライダーを、「うまく反応できた」とガツン。生粋のホームランアーティストならではの高々とした放物線を札幌ドームの右翼席へと架けた。

　強烈なカンフル剤が注入されていた。４日に行われた侍ジャパンの強化試合・中日戦（バンテリンドーム）で、侍ジャパンのサポートメンバーとして出場したチームメートの万波がバックスクリーン左へ本塁打。注目の一戦で話題をさらった。

　清宮は「大谷さんがすごいのは誰もが知っている。昨日はそれより万中（万波）でしょ。あんな舞台でホームランを打って、あれだけのメンバーに祝福されて。しびれたし、うらやましかった」。ジェラシーを口にするほどの一発だった。

　清宮のモチベーションは自然と高まった。「こういう試合で結果を出した先に、あの世界が待っている」。いつか侍ジャパンの一員となるためにも、目の前の一振りに集中していた。