一流の助言、刺激に　日本ハムの万波、感覚つかむ一発
https://news.yahoo.co.jp/articles/6d71bfa11ce529b5cd8e94ff4dd671e52284e8bd
　日本ハムの万波が七回にオープン戦2号ソロ。

　サポートメンバーとして出場した侍ジャパンの壮行試合でも、4日の中日戦で一発を放った。外野の定位置争いへアピールを続け、「いい手応えだった。キャンプから調子がずっといい」。

　きれいな放物線だった。第3打席、143キロの高めの直球を振り切った。打球は風に負けず、逆方向の右翼席へ。「右に打つ意識はない。実戦の中で、少しずつできてきた」と成長を実感する。

　日本代表のユニホームを着た2日間は「すごく刺激になった」と振り返る。村上（ヤクルト）や牧（DeNA）らと対話し、「親指の付け根でバットを押し込む感覚」という一流選手の共通点を発見した。「まだまだ理解できる境地じゃなかった」が、この日の一打は助言通りに「押せた感じがあった」。早速結果に表れた。

　日本ハムOBの大谷（エンゼルス）の打撃練習も目の当たりにし、「一つも二つも次元が上。モチベーションが上がった」。貴重な経験をした22歳が、シーズンへ意気込んでいる。　

侍万波