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 次世代のスター候補が、ポテンシャルの高さを披露した。191センチの日本ハム大型育成右腕、柳川大晟投手(20)が、みやざきフェニックス・リーグ中日戦の8回に4番手で登板。自己最速タイの154キロをマークするなど、1回2奪三振で完全投球を見せた。今季イースタン・リーグ13試合に登板し、防御率1・72。15回2/3で20三振を奪うなど急成長中の逸材が、支配下登録を目指しアピールを続ける。

 わずか11球で宮崎の野球ファンに強烈なインパクトを与えた。8回から登板した柳川は、まず150キロの直球で浜から空振りを奪うと、3球目に自己最速タイの154キロをマーク。カウント1-2と追い込み、140キロのフォークで空振り三振。「初球からどんどんゾーンに投げられたのが良かった」。続く石橋には148キロの直球、139キロのスライダーで追い込み、最後は再びフォークで2つ目の空振り三振と圧倒した。

 昨季は入団前に受けた右肘手術のリハビリの影響で、実戦出場は9月までずれ込んだが、今季は4月からイースタン・リーグ13試合に登板。15回2/3でわずか3失点、20奪三振と結果が出始めている。「フォークをストレートのラインにしっかり入れる意識を持って取り組んできた。去年は1回浮いてから落ちていたんですが、そう意識してから良くなって。変化球で空振りが取れるようになった」と手応えを口にした。

 試合を視察した稲葉GMは、急激な成長に驚いている。「真っすぐも良かったしスライダーもフォークも空振りが取れていた。よくここまで伸びてきた。思った以上に伸びが早い。体も大きくなって球速も出るようになって。この2年間でぐっと伸びてきた。期待値は大きいですよ」。まだ高卒2年目だが、高い能力が着実に表れてきている。

 来季は育成選手として節目の3年目になる。柳川は「春のキャンプから1軍にしっかり絡んでいけるように、このオフ、しっかりやっていきたい。将来は抑えができるような投手になりたい」。地道にステップを上がり、まずは支配下登録を勝ち取る。
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