日本ハム・清宮幸太郎内野手（１９）が２９日、チーム本隊と宮崎空港から大阪入りした。前日に来日初勝利を挙げたロドリゲスが出場選手登録抹消。代わりに３０日・オリックス戦（京セラドーム）にも、アルシアが昇格する見通しだ。結果を出し続けて、スタメンを死守する。

　「打ち続ければ試合に出られると思うので、結果にこだわってやっていきたいです」

　清宮は１軍に再昇格した２１日以降、７試合で打率・３８５、３本塁打、８打点。手応えを感じる一方、前夜はプロ初の１試合４三振を喫した。「僕がやるべきことは打って勝ちにつなげること」。指名打者の枠を争う助っ人の存在は気にせず、自身の打撃に集中だ。

　栗山監督は「打つ人がいくだけ」と短い言葉に期待を込めた。京セラドームは、５月９日にプロ初本塁打を放った思い出の場所。１９歳は「すごいいいイメージがあるので、またしっかり打てればいいなと思います」と燃えている。スタメンの椅子は簡単に渡さない。
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