吉田選手は午前8時すぎに球場入りすると、気温27度のなかタンクトップ姿で屋内でのバッティング練習やランニングなどで調整を進め、時折、笑顔も見せながら軽快な動きを見せました。

吉田選手は昨シーズン、右肩の痛みに苦しんだこともあって打率2割8分、ホームラン10本と大リーグで自己最低の成績に終わり、10月には右肩関節唇の修復手術を受けました。

オフもリハビリを続けながら週5日のペースでトレーニングを積んできたということで、ことしは今月17日の野手組のキャンプ開始から10日早くキャンプ地で始動し、復活を目指します。

練習後、NHKのインタビューに応じた吉田選手は「オフも計画的に全身のトレーニングができたので、いいコンディショニングで来ていると思う。やっぱりキャリアハイというところと日本の時のような数字、バッティングランキングや走塁、守備も含めて常にトップのレベルを目指していかないといけない」と決意を語りました。

そのうえで右肩の状態については「手術から4週間は固定し、その後は地道に可動域を少しずつ広げながら強化してきた。もう一度、いちから作り直そうと手術を決断したし、計画どおりにいけば開幕でしっかり打席に立てると思う」と話していました。