ドジャース地区S進出決定　山本由伸が7回途中2失点9奪三振で勝ち投手　9回に佐々木朗希がリリーフで3人締め


　ドジャースが現地時間10月1日、本拠地でレッズとのワイルドカードシリーズ第2戦に8－4で勝利し、地区シリーズ進出を決めた。

　先発の山本由伸は7回113球2失点9奪三振の好投で勝ち投手となった。9回にはリリーフで佐々木朗希が登板し、3人で締めくくった。

　先発の山本由伸は初回二死一塁で右翼手のテオスカー・ヘルナンデスの落球をきっかけに2点を奪わたが、2回以降は圧巻の投球を披露。

　2～5回は4イニング連続三者凡退に抑え、打線も3回にムーキー・ベッツの適時打、4回にはキケ・ヘルナンデスの適時二塁打で2－2の同点とすると、一死二塁でミゲル・ロハスの勝ち越し適時打で3－2となった。
　
　6回は連打で無死満塁のピンチを背負うも、最後はエリー・デラクルスをカーブで空振り三振に切って取り、無失点で終え、マウンド上で雄叫びを上げた。ドジャー・スタジアムに詰めかけたファンは総立ちで山本の投球を称え、酔いしれた。

　打線は直後に4点を追加し、7－2で迎えた7回もマウンドに上がった山本。先頭を遊ゴロに打ち取ると、ウィル・ベンソンは四球、マシュー・マクレーンは見逃し三振に仕留めたが、T.J.フリードルを四球で二死一、二塁にしたところで、ブレーク・トライネンにマウンドを譲った。

　トライネンは後続を打ち取り、8－2で迎えた8回は先発からリリーフに回ったエメ・シーハンが3番手で登板すると、2失点。ウィル・ベンソンにカウント1－2の場面で4番手のアレックス・ベシアに交代となり、ベシアは代打ベンソンの代打ミゲル・アンドゥハーを空振り三振に仕留めた。その後、二死満塁となったが、T.J.フリードルをチェンジアップで見逃し三振に切って取った。


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